【開催終了】 『まほろの<住人十色>展』(町田市)


 町田で育った人気作家、三浦しをんさん原作の「まほろ駅前シリーズ」。その第二弾となるドラマ「まほろ駅前番外地」が2013年 1 月から放送されています。物語の舞台となっている「まほろ市」は、著者である三浦しをんさんが育った町田市がモデルとなっており、繁華街と豊かな自然を併せもつ街として描かれています。

 町田市では、ドラマの放送に合わせ、番組に関連するグッズや、町田市内での撮影の様子、原作となった小説『まほろ駅前番外地』を紹介するイベント『まほろの<住人十色>展』を開催中。実際に使用されていた台本や小道具、メイキング写真などを展示をしています。
 そこで、今回は、イベントの仕掛け人であり、町田市で撮影相談窓口を担当している、町田市産業観光課の五十嵐さんに、今回のイベントの内容と町田市での撮影支援についてお話をお伺いしました。

町田市のイベント&ロケに関してインタビュー

R0010307.JPG担当者紹介

 町田市産業観光課観光係で撮影相談窓口を担当している五十嵐さん。20年以上に渡って産業観光課に在籍。その間に築いた市内の商店街や市民とのネットワークを活かし、市内の撮影サポートを行う。

今回の展示イベントはどんな経緯で開催されたのですか?

 このイベントは色々な方々との繋がりで実現したものです。
「まほろ駅前シリーズ」は映画も放送中のドラマも、ほぼ町田市内で長期間撮影された作品です。撮影ロケ地の交渉から、現場立会いまで力を入れてサポートを行いました。その過程で仲良くなった撮影スタッフの伝手でテレビ局にかけあい、今回の展示イベントを開催するに至りました。
 私は、20年ほど前から産業観光課の担当だったので、昔から小田急電鉄にも繋がりがあるんです。担当者にお願いして百貨店の展示スペースをお借りしたこともあります。今回の展示品の中に、「まほろ」の限定乗車券があるんですが、これも小田急電鉄に頼んで作ってもらったものです。1000セット限定での販売でしたが、数時間で完売するほどの人気ぶりでした。

 また、今回のイベントでも紹介していますが、町田市の成瀬という場所で撮影された映画「ホームカミング」という作品があります。この作品の監督である飯島敏宏さんは、ウルトラマンに登場した「バルタン星人」の産みの親なんです。飯島監督にお願いして、今回のイベントでもバルタン星人に「特別ゲスト」として登場してもらいました。イベントに来ていた子供達は喜んでいましたね。
 これも、撮影支援を通して監督と縁ができたからこそ成立したんだと思います。

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撮影支援の担当になっていかがですか?

 大変なことも多いですが、普段の業務とは違った経験ができるので、とても面白いです。
撮影場所としてお借りするため、市内の色々な場所にあいさつしてまわるんですが、その時に市民の方と触れ合うのが楽しいです。協力してもらってトラブルなく撮影を終えることができれば、次からも協力してもらえますからね。毎回色々な出会いがあって、人脈が広がっていくのを感じています。
 制作スタッフも同じで、撮影現場で仲良くなった担当者と、また違う作品で偶然再会することがよくあるんです。その担当者が別の作品を町田に持ってきてくれたりすることも多くて、どんどん繋がりが増えていく。
 この仕事は人と人との繋がりを感じることができるのが一番の魅力ですね。

撮影支援に対し、住民の方々の反応はいかがですか?

 撮影は市民の協力なしには成立しませんから、地域住民へのケアを大切にしています。その甲斐あってか、町田市の場合は市民と良い関係が築けていると思います。
 特に、地元が舞台となる作品の場合は、市民が積極的に撮影に係わってくれます。「まほろ駅前多田便利軒」の撮影時は、市民側から出演したいという声が多く、エキストラが500人ほど集まってくれた日もありました。「まほろ」はもともと町田市がモデルとなっている原作だったので、撮影前から市民の反応は良かったんです。
 映画の公開時、町田駅の北口エリアでは、商店街を「まほろ横丁」と名づけてマップを作成したり、タペストリーをずらりと掲げたりもしていました。市民側も映画を活用して地域の活性化を図りたいという思いがあるんでしょうね。
 今回のイベントも、「まほろ」の作品のグッズや舞台裏のエピソードなどを紹介しているので、市民からは好評を得ています。

今後の課題について

 町田市の場合は、市民の喜びに繋げるためにロケ支援を行っています。「まほろ」のように、地元が舞台の映画やドラマが生まれると、市民の皆さんがとても喜んでくれるんです。今後もそんな作品が町田市から生まれるよう、なるべく多くのロケ地を確保していきたいと思います。
 撮影できる場所があったとしても、市民からの苦情が出てしまったら、その場所では撮影できなくなってしまいます。今は、撮影場所の周辺で苦情がでないよう、撮影時はなるべく立会いを行うよう努力しています。
 今後も市民と、制作者との繋がりを大切にしていきたいです。

町田市で開催中の展示イベント

『まほろの<住人十色>展』

開催期間 :2012年12月18日(火)~2013年3月31日(日)

開催場所 :町田市民文学館ことばらんど
         〒194-0013 東京都町田市原町田4丁目16-17
         TEL 042-739-3420
         JR町田駅「ターミナル口」から徒歩8分
         小田急線町田駅「東口」から徒歩12分

休 館 日  :毎週月曜日、年末年始(1月29日~1月4日)、第2木曜日
観覧時間  :10~22時(閲覧室内は17時まで)
観 覧 料   :無料
 

町田市が舞台の作品情報

映画『まほろ駅前多田便利軒』

 東京郊外の地方都市“まほろ市“で便利屋を営むバツイチ男・多田啓介(瑛太)のもとに、ある年の正月、高校の同級生・行天(ぎょうてん)春彦(松田龍平)が転がり込んでくる。多田の手伝いをするのを条件に行天は彼の家に住み着き始めるが、そんなふたりの店には曲者の依頼人が次々と訪れるのだった。
映画『まほろ駅前多田便利軒』公式ホームページ

ドラマ『まほろ駅前番外地』

 東京の郊外、まほろ駅前にある便利屋「多田便利軒」。その便利屋を営む多田啓介(瑛太)と、そこに転がり込んできた行天(ぎょうてん)春彦(松田龍平)。2人は水と油のような、微妙ながらもどこか切っても切れない関係。そんな2人は何となしに一緒に便利屋をやっていく。そこに舞い込んでくるどこか奇妙で、きな臭い依頼に係わっていくうちに、二人の友情や依頼人の背景など様々な人間模様が浮かび上がってくる…。

毎週金曜深夜0時12分より、テレビ東京系にて絶賛放送中(全12回)
ドラマ『まほろ駅前番外地』公式ホームページ

映画『ホームカミング』

 高田純次演じる主人公・鴇田(ときた)は仕事一筋で生きてきたサラリーマン。定年退職を迎え、人生を懸け手にしたマイホームで、妻と2人、自由で穏やかな第二の人生をスタートさせる。そんな彼らが暮らすのは、都心から40キロ、かつては理想の町と謳われ有名ドラマの舞台にもなったニュータウン「虹の丘タウン」。だがそこは、いまや少子高齢化の波に押され、かつての賑いがウソのような平均年齢68歳の「老人街」と化していた。
 町に昔の活気を、何より自分自身の情熱を取り戻すべく、鴇田は新たな仲間と共に町興しのお祭復活運動を始める。
映画『ホームカミング』公式ホームページ

 

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